麺屋 朧(中洲川端)
2020年6月1日にオープンした新店のオープン初日に訪問。しかし、この店についての情報は全く無かった。たまたま中洲の多門通りにある『中洲おでん』で呑んでいて、ふと目の前を見たら知らない店がある事に気付いた。中洲おでんの大将に聞いたら「今日オープンしたみたいですよ」とのこと。これは行かねばなるまいと、中洲おでんでの飲みを中座して向かいの店へと飛び込んだ次第。
券売機のメニューには「つけ麺」がメインで書かれていたが、この日はラーメンのみの販売。聞けばまだしばらくはラーメンだけでやるとのこと。若いお兄ちゃん達がスタッフで働いていて、恐らくどこかの会社がラーメン業態を始めたのだろうなと邪推する。少なくとも個人店ではない。
厨房の中に一人だけ動きがラーメン屋然とした人がいた。恐らく彼は経験者なのだろう。聞いたら井尻の人気店「ヽヽ(てんてん)ラーメン」にいたらしい。やや甘めで強めのカエシにラードが多めなスープは、素面で飲んだらややしつこさを覚えるが、中洲の締めのラーメンと考えたらベストバランスだろう。ザ・博多ラーメンという低加水ストレート麺は修業先と同じと言うことだったけれど、てんてんはシンショーだったかな。スープとの相性は悪くなかった。
全国的にラーメン(特に豚骨ラーメン)の価格が安い福岡博多において、一杯750円は高価格帯。正直750円の顔をしたラーメンとは言えないが、ここは中洲のど真ん中。非常に適性な値付けだと思う。次はつけ麺が出来た時に再訪してみたい。
麺屋 朧
福岡県福岡市博多区中洲3-3-8
市営地下鉄空港線「中洲川端」駅より徒歩3分
0コメント